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湯坂路から旧東海道須雲川
(湯坂路入口から鷹巣山・飛竜の滝・畑宿・須雲川)


湯坂路尾根のヤマザクラ
(須雲川バス停付近にて)


湯坂路から旧東海道須雲川(2021-04-02)
前日、三島市への途中、箱根新道を通った。その時、上の写真のような見事な湯坂路の尾根のヤマザクラ風景を見て、急遽、翌日、湯坂路から飛竜の滝、畑宿、箱根旧街道等を経て、バス停須雲川まで歩いた。

歩いたコースはmapの通りである。まずは、湯坂路入口から鷹ノ巣山へ、湯坂路の桜の様子を見に行く。冬枯れの中に、淡いピンクのマメザクラがところどころに咲き、早春の山のいい雰囲気の道であった。鷹ノ巣山は椿が満開で、カラマツが芽吹きだし、それにマメザクラが彩を添えていた。鷹ノ巣山を下る湯坂路の尾根沿いに桜並木が見えるかなと思い、山頂から急降下するところまで行ってみたが(map-A)、見当たらなかったので、飛竜の滝に向かうため湯坂路の入口に戻った(map-B)。
ヒノキ林の丸太土止め階段をしばらく下ると、沢の音が聞こえて来て、飛竜の滝の上部に至る。ここで休憩かねて渓流を撮影した後、飛竜の滝に下る。飛竜の滝は昨年のタマアジサイの咲く頃歩いて以来である。滝の上部に上がる遊歩道が落石のため通行止めになっていたが、すっかり整備され、鎖も取り付けられて安全に上がれるようになっていた。滝の上部で撮影と昼食をとった後、畑宿夫婦桜へと下る。
いいヤマザクラ風景がないかと、右向かいの尾根斜面を覘く。ありそうであるが木々が邪魔して、絵にならない。時々頭上を桜が覆っているが、同様木が邪魔して絵にならない。途中から渓流沿いに行くようになり、渓流やネコノメソウを写しながら下る。渓流にかかる橋を渡ると、シャガの咲くヒノキ林の林道を下るようになる。やがて左側が開けて夫婦桜の休憩所に到着する(map-D)。
夫婦桜はだいぶ散ってしまっているが、背景の斜面の山桜の点在や淡い色の新緑はいい感じである。 少し下ると畑宿の駐車場上に至る。この辺りは少し窮屈ではあるが開け、左の湯坂路尾根斜面のヤマザクラ風景、向かいのターンパイク斜面のヤマザクラ風景が眺望される。いつも畑宿でバスに乗って帰るが、今回は、湯坂路尾根のヤマザクラ風景を見るために、 箱根旧街道石畳道を更に下ることにする。
旧東海道沿いの右側の民家の空地からはターンパーイク斜面のすばらしいヤマザクラ風景が眺望できるが、写真を写すには鉄塔や送電線があって今一つである。箱根旧街道という標識のところから石畳道に入る。石に苔がついていて滑りそうで、気が抜けない。小さな沢を渡ると、旧東海道に登り返し、道沿いの石畳を行く。道なりに行くと、発電所付近で車道を横断して、須雲川を渡る。
ここから、須雲川自然探勝歩道となっていて、左側に須雲川の瀬音を聞きながら、ヒノキ林の遊歩道を行く。10分余行くと、旧東海道(map-G)に出る。ここは須雲川橋のたもと、ということもあって、湯坂路尾根の斜面が目の前に大きく開け、すばらしいヤマザクラの点在と萌黄色の新緑風景がパノラマ状に広って見える。ここから、次のバス停須雲川まで下りながら湯坂路尾根のヤマザクラ風景を撮影する。まさに、前日箱根新道からみた風景で、圧巻であった。


(地図・参考ガイド)
「湯坂路から須雲川コース」map
    クリックすると拡大します。
(撮影しながらの参考コースタイム)
・湯坂路入口バス10:00---鷹ノ巣山10:26〜44---湯坂路看板(map-B)11:07---飛竜の滝上11:28〜36---
   飛竜の滝11:54〜12:21---夫婦桜(map-D)13:22〜13:28---畑宿13:38---箱根旧街道標識(map-E)13:47
   ---発電所入口14:12---須雲川自然探勝歩道看板(map-G)14:30---(含む写真撮影)---須雲川バス停14:52






鷹取山付近にて





鷹取山付近にて





飛竜の滝上










飛竜の滝





ネコノメソウ















畑宿駐車場上にて





map-G〜須雲川バス停


OLYMPUS OM-D E-M5 MarkU / ED 14-150mm F3.5-5.6 U にて撮影