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ビオトピアの丘陵周辺を歩く(V)
〜おおいゆめの里2〜


ビオトピアにて

ビオトピアの丘陵周辺を歩く(V)(2021-03-03)
前回(2021-02-16)、河津桜のころ、おおいゆめの里の河津桜エリアとビオトピア丘陵を歩いた。 ゆめの里には河津桜の咲くエリアのほかに、西側に「ヤマユリの群生地」「さるすべりの広場」エリアがある。 いつかはどういうところか歩いてみたいと思っていた。今回、ビオトピアのサンシュやコブシ、早咲き桜もそろそろと思い、あわせてまた歩いてみた。歩いたコースは下記のmapの通りである。

前回同様、約1時間ほどで、上大井駅からビオトピアの丘陵の東側端を越えておおいゆめの里(mapA)に到着する。あれから二週間余たっても河津桜は健気に花を残しているが、終盤なので、富士山を主体に写真を写し、次のやまゆり群生地の方に向かう。河津桜のエリアを左に巻くように 車道を行くと、やまゆり群生地標識(mapB)に達し、丸太階段の山道を登ってゆく。突き当って、左折したあたりの、柵で囲まれた右斜面がやまゆり群生地になっている。かなり広いスペースで花盛りの時はよさそうである。
この隣がさるすべりの広場で、山道の左右に 沢山のさるすべりが植えられていて、右斜面のさるすべりの下は、もう終わっていたが水仙の群生地でもあった。 また、左斜面はさるすべりを前景に大きく開け、真鶴半島方面の海が眺望された。少し下ると道標が立ち、下方向「しだれ桜」とある。大きなしだれ桜でもあるのかなと想像して下ると、山道は左に直角に曲がっている。この角が梅林であった。もうすでに梅は終わっていたが、水仙咲くころ合わせて楽しめそうである。
いつしだれ桜に会えるかと、常緑樹の森の中の山道を6分ほど下ると左の樹間に桜が見えてきた。桜の広場かなと思って少し下って開けたところに出ると、そこは しだれ桜が林立している広場であった。その中に早咲きの桜が数本あり、椿とともに見ごろであった。しだれ桜は、まだ、植えて年数がたっていない若木で、咲いたとき楽しめるか微妙な感じであった。
ここを過ぎると、突然集落の農道に降り立ち、右に道なりに行くと十字路(mapF)に至る。といっても、正面の直進道が4,5m左にずれていて、よく見ないと十字路と思えない。このずれている直進道に入ってゆく。右に大きく曲がったあたりに大きな椿が立っていて、写真撮影のついでに昼食とする。この後少し登り下りだすと、左に了義寺に下る石段が現れる。了義寺で池の映り込みや庭の椿などを写した後、ビオトピアの丘陵に向かう。 遠くのビオトピアの丘陵には、桜らしき塊が見え、前回よりさらに春が進んでいるようである。
ビオトピアの高層ビルが近くに見えてきたあたりで丘陵に取り付き、上がりきったところが早咲き桜が満開であった(mapH)。その後、マルシエの方に向かう。変則十字路に至ると、サンシュ、コブシ、早咲き桜、椿、菜の花などが花盛りであった(mapK)。今回はマルシエまで行かず、ここで、心おきなく撮影して、上大井駅に下ることにした。


(地図・ガイド)
歩いたコース「おおいゆめの里・BIOTOPiA」map ---二回クリックすると拡大します。
ビオトピアの丘陵周辺を歩く(T)(2019-03-29)---桜
ビオトピアの丘陵周辺を歩く(U) (2021-02-16)---河津桜

(参考コースタイム)
上大井駅10:07---ゆめの里(mapA付近)11:00〜11:12---やまゆり群生地標識(mapB)11:24---梅林(mapD)11:37 ---しだれ桜広場(mapE)11:45〜52---十字路(mapF)12:00---椿の大木(昼食)12:03〜12---了義寺12:19〜33---ビオトピア早咲き桜(mapH) 12:57〜13:12---コブシ・サンシュ・早咲き桜・椿(mapK)13:30〜14:10---銀杏並木(mapM)---上大井駅14:50






おおいゆめの里





mapB付近のミツマタ





さるすべりの広場





しだれ桜の広場





了義寺のヤブツバキ





了義寺の池の映り込み





ビオトピアの早咲き桜





オカメザクラとメジロ





サンシュ





早咲き桜


OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II / ED 14-150mm F4.0-5.6 U にて撮影