A.山歩き/2.山紀行/・・星ケ山公園・南郷山
星ケ山公園・南郷山

ーーきらめく海と輝くススキの穂波ーー


  • 星ケ山公園・南郷山
    以前、五郎神社の方から南郷山に登った時、自鑑水分岐(E)で左に自鑑水へ下 ったが、真っ直ぐ行く踏み跡もあった。これを調べるために星ケ山公園の史蹟寺 屋敷の前の駐車スペース(P2)に車を置いて、南郷山へ歩いてみた。
    駐車場から南郷山は、日に輝くススキの穂波の草原のすぐ先で、手が届きそう である。星ケ山公園のピークを右に見ながら舗装された道を少し行くと、 道は左に下る。その角の右側が南郷山への入り口である。そこには星ケ山公園の ピークへカヤトの中を登っている道と、ピークを巻いている道の2本がある。
    左側の巻き道に入る。小笹の繁る道を行くと、正面に尾根が横たわり、 そこへ登って行くのかと思ったら、左にカーブして少しじめじめした沢の潅木や 笹竹の繁ったところを行く。つい2,3日前に刈払われたようで、スッキリした 道である。
    そのうち、道はUターンし、南郷山から伸びる尾根の東側斜面を緩やかに 登って行く。そして尾根に達し、ハコネダケの刈払われた道を行く。途中 ところどころにノコンギクやリンドウの花が咲いている。また、ガマズミの 実も真っ赤に鈴なりになっている。 やがて見覚えのある自鑑水分岐(E)を通って、南郷山に着いた。約25分 である。なお、このコースは道標は整備されていない。
    (2000-11-11歩く)

    なお、今回は史蹟寺屋敷の前の駐車スペース(P2)からの往復であったが 白銀林道のつつじの丘から南郷山入り口の階段の間にも駐車スペースがあるの で、そこに車を置き、周回するコースも取れる。大体1時間30分もあれば 廻れると思う。
  • 星ケ山公園
    星ケ山公園は、湯河原カントリー分岐付近からの桜並木、公園入り口の広い面積に 植えられたツツジ、また、ツバキ、アジサイ、秋の日に輝くススキの穂波、 眼下にきらめく海と真鶴半島など、すばらしいものがある。
    駐車場もP2に行く途中に2ヶ所ほどあり、そこからの真鶴半島や海の展望もす ばらしい。
    また東側の林道は星ケ山の裾を通って小田原城カントリーの方へ 伸びている。途中にゲートがあり進入禁止となっているが、散歩がてらにぶらぶら 歩いて登っていくと、星ケ山公園の丘のスロープ、きらめく相模の海などが展望 される。
    なお、星ケ山へは、8年ほど前はゲート付近から地形図の破線の踏み跡程度の 道があり登れたが、今回(2000-11-11)登り口を調べたところ草木が大きくなり、 道は消えていた。

    ●追記
    2001-6-16の朝日新聞によると、星ケ山公園の入口のツツジは「さつき」 のようです。「さつきでみどりのまちづくり」を合い言葉に町在住の歌手の五月み どりさんら町のボランティアが4年まえから5万本植えてきたとのことです。
    将来は100万本の「湯河原さつきの郷」を目指すようで、幕山の梅林についで また湯河原の名所になりそうです。さつきの時期は6月中旬のようです。
     
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